日本製品を韓国で販売するには|販路開拓の進め方7ステップと商談前の準備
日本の製品や技術を韓国市場に出したいと考えても、「誰に、どのように売り込めばよいのか」「韓国語の資料はどこまで必要か」「商談で何を確認すればよいのか」が分からず、最初の一歩で止まってしまう企業は少なくありません。このページでは、日本製品を韓国で販売する販路開拓の進め方を7つのステップに整理し、商談の前に準備しておくこと、商談で確認する条件、通訳・翻訳が必要になる場面をまとめました。
ポイント
- 進め方:基本条件の整理 → 韓国語資料 → 狙うパートナーの設定 → 接点づくり → 商談 → サンプル・見積もり → 契約・フォロー
- 最初に決めること:製品の強み、価格の考え方、納期、最小ロット
- 韓国語資料は、商談で必ず見てもらうものから段階的に
- 輸入規制や認証、表示の要件は、製品によって異なるため専門機関に確認
- 口頭の合意は確定とは限らないため、条件は文書で確認
販路開拓の7ステップ
| ステップ | やること | 言語面のポイント |
|---|---|---|
| 1. 基本条件の整理 | 製品の強み、価格の考え方、納期、最小ロット、供給可能量を整理 | 用語を社内で統一しておく |
| 2. 韓国語資料の準備 | 会社紹介、製品紹介、仕様書、見積書の様式を用意 | 製品資料の翻訳、韓国側で通じる用語の確認 |
| 3. 狙う相手の設定 | 輸入商社、販売代理店、メーカーなど、どの種類と組むかを決める | 韓国語での市場調査、企業情報の確認 |
| 4. 接点づくり | 展示会、紹介、直接のアプローチ、代行サービスの中から選ぶ | 最初の連絡文の作成 |
| 5. 商談 | 条件と仕様、取り扱いの方針を協議 | 逐次・ウィスパリング・オンライン通訳 |
| 6. サンプル・見積もり | サンプル発送、見積もり提示、条件調整 | 見積書・仕様書の翻訳、メールでの連絡 |
| 7. 契約・フォロー | 取引条件の確定、開始後の管理 | 契約書の翻訳と条件の確認(法的な判断は専門家に) |
韓国語で準備したい資料
- 会社紹介資料:事業内容、生産能力、公開できる取引実績を簡潔に整理します。
- 製品紹介・カタログ:製品の特長と規格が一目で分かるものにします。
- 仕様書:数値と単位を正確に書き、用語は韓国側で通じる表現に合わせます。
- 条件の資料:価格の基準、納期、最小ロット、決済条件を整理しておくと、商談が速く進みます。
- 名刺:韓国語(または英語)の面があると、後日の連絡がしやすくなります。
最初からすべてをそろえる必要はありません。商談で必ず見てもらう資料から韓国語にし、商談で出た質問に合わせて追加していく進め方が現実的です。取扱説明書や仕様書の翻訳については、韓国語マニュアル翻訳ガイドもご覧ください。
パートナーの種類と探し方
| 方法 | 特長 | 注意点 |
|---|---|---|
| 展示会への出展・参観 | 多くの相手に一度に会え、市場の反応を確認できる | 日程と準備期間が決まっており、後日のフォローが重要 |
| 紹介・ネットワーク | 信頼を土台に接点をつくれる | 紹介の経路が必要 |
| 直接のアプローチ | 希望する企業に直接連絡できる | 韓国語の連絡文と返信への対応が必要 |
| 販路開拓の支援サービス | 条件に合う相手を探して接点づくりを任せられる | 製品と条件の情報を十分に共有する必要がある |
ワイエン(WAIEN)の販路開拓支援では、接触したい候補企業のリストがある場合は、アプローチの方法を検討して連絡を代行します。ターゲットが定まっていない場合は、業種や品目、目標市場などの情報に基づいて、韓国企業やバイヤーをリサーチします。初期の連絡から商談日程の調整、会議の準備まで、段階的にサポートします。詳しくは韓国販路開拓のページをご覧ください。展示会の出展を検討される場合は韓国イベント代行も参考になります。
商談で確認する条件
- 価格と決済条件:価格の基準、支払いの方法と時期を確認します。
- 最小ロットと納期:初回の数量と、継続的な数量を分けて確認します。
- 取り扱いの範囲:相手がどの製品、どの地域、どの販売経路を扱うのかを確認します。
- 独占の有無:独占販売や代理店の条件は、契約の段階で文書にして明確にします。
- サンプルと評価:サンプルの数量、費用の負担、評価の基準と期間を決めます。
- アフターサポート:問い合わせや修理への対応を、誰がどのように行うのかを確認します。
- 次の予定:次回の会議の日程と担当者を、その場で決めておきます。
商談では、「検討します」といった返答が出ることがあります。確定とは限らないため、期限と条件を具体的に確認し、合意した内容は後日メールで文書として残しましょう。
通訳・翻訳が必要になる場面
| 場面 | 内容 | 関連ページ |
|---|---|---|
| 資料の準備 | 会社紹介、製品資料、仕様書、見積書 | 韓国語翻訳 |
| 対面の商談 | 価格・数量・納期・独占条件の協議 | 逐次通訳 |
| 展示会のブース | 来場者への対応、短い商談 | ウィスパリング通訳 |
| オンライン会議 | 事前の打ち合わせ、フォローアップ | オンライン通訳 |
| 契約 | 取引条件の確認、契約書の翻訳 | 契約書翻訳 |
韓国出張での通訳の手配については、韓国出張の通訳手配ガイドをご覧ください。
専門機関に確認すべきこと
製品によって、韓国での輸入手続き、認証、表示などの要件が異なります。これらはワイエンが判断するものではなく、該当分野の専門機関や通関の専門家にご確認いただく必要があります。
- 輸入通関:必要な書類と手続き
- 認証や届出:製品の種類によって必要になる場合があります
- 表示:韓国語の表示が求められる場合があります
- 契約の法的な効力:法務担当者や専門家にご確認ください
確認すべき事項が見えてきた段階で、翻訳や通訳が必要な範囲をお知らせください。
よくある失敗
- 韓国語の資料がないまま連絡する:相手が内容を判断できず、次の段階に進めません。
- 条件を整理せずに商談に臨む:価格や最小ロットをその場で答えて、条件がぶれてしまいます。
- 口頭の合意を確定と受け取る:現場の会話は意向の確認段階です。文書で確認しましょう。
- 展示会の後に連絡しない:数日以内に、お礼と今後の提案を送らないと流れが途切れます。
- 規制や認証の確認が後回し:製品によっては、販売開始までの期間に影響します。早めに専門機関にご確認ください。
よくある質問
韓国での販路開拓は、何から始めればよいですか?
まず、製品の強み、価格の考え方、納期、最小ロットなどの基本条件を整理し、韓国語の会社紹介資料と製品資料を準備することが出発点です。そのうえで、狙うパートナーの種類(輸入商社、販売代理店、メーカーなど)を決め、展示会、紹介、直接のアプローチ、代行サービスの中から接点の作り方を選びます。
韓国のバイヤーやパートナー企業は、どのように探せますか?
展示会への出展・参観、取引先や業界からの紹介、直接のアプローチ、販路開拓を支援するサービスなどの方法があります。ワイエンでは、接触したい候補企業のリストがある場合はアプローチ方法を検討して連絡の代行を行い、ターゲットが定まっていない場合は業種や品目、目標市場などの情報に基づいてリサーチします。
韓国語の資料は、どこまで準備すればよいですか?
最初から完璧にそろえる必要はありません。会社紹介資料、製品資料、仕様書など、商談で必ず見てもらう資料から韓国語にし、商談の中で出た質問に応じて追加していく進め方が現実的です。
韓国の輸入に関する規制や認証は、どこで確認できますか?
製品の種類によって必要な手続きや要件が異なるため、輸入通関や認証、表示の要件は、該当分野の専門機関や通関の専門家にご確認ください。ワイエンでは法的な判断は行いません。
韓国企業との商談に、通訳は必要ですか?
価格、最小ロット、納期、独占契約といった条件を協議する場面では、通訳を同席させたほうが誤解を減らせます。展示会のブース商談やオンライン会議でも、内容に応じて通訳をご検討ください。お問い合わせの際に、場面と日程をお知らせください。
お問い合わせ
ワイエン(WAIEN)は、韓国・釜山のセンタムシティに事務所を置き、15年以上の実務経験で日韓のビジネス通訳・翻訳と、韓国での販路開拓をサポートしています。製品の種類と、目指す販売先のイメージをお知らせいただければ、進め方と準備事項をご案内します。お問い合わせは、フォーム、LINE、電話、メールで受け付けています。担当者が1営業日以内にご連絡します。
- LINE:LINEで友だち追加 → ID検索「299star」
- 直通電話:+82-10-5093-3535(韓国の携帯番号)
- メール:hello@waien.co.kr
- お見積もり・お問い合わせフォーム
- 韓国販路開拓(輸出)
- 韓国ビジネス支援サービス
- 韓国進出コンサルティング
- ワイエン(WAIEN)ホームページ
事務所:48058 韓国 釜山広域市 海雲台区 センタム中央路97、B棟604号 · 電話 +82-51-983-3535 · メール hello@waien.co.kr · LINE ID 299star
最終更新日:2026年10月5日 · 販路開拓の進め方は、製品や状況によって異なります。輸入規制、認証、表示、契約の法的な効力については、専門機関や専門家にご確認ください。





















