韓国語オンライン商談の通訳ガイド|Zoom・Teamsで失敗しない準備

韓国企業とのやり取りが、まずオンラインで行われることは珍しくありません。移動の負担がない一方で、音声の遅れや聞き取りにくさ、画面越しで誰が話しているか分かりにくいことなど、対面とは違う難しさがあります。通訳を入れる場合は、言葉の置き換えだけでなく、画面と音声、発言の順番、会議の流れまで見ながら進める必要があります。
この記事では、韓国語のオンライン商談に通訳を入れるときの方式の選び方、通訳者の人数と時間の目安、事前準備、音声・画面共有の注意点、通信トラブルへの備えをまとめます。ワイエン(WAIEN)のオンライン通訳サービスの内容をもとに説明します。
この記事のポイント
- 1〜2時間の少人数の商談は逐次通訳、ウェビナーなど参加者が多い場は遠隔同時通訳(RSI)が目安です。
- 通訳者1名の対応は1時間が基本で、それ以上の会議は交替制になります。
- 会議資料は、遅くとも通訳実施日の1週間前までに共有するのが推奨です。
- 会議前の音声・映像環境のチェックと、通信トラブル時の代替連絡手段を決めておきます。
1. 逐次通訳と遠隔同時通訳の選び方
会議の性質、参加人数、使うプラットフォームによって、向いている通訳方式が変わります。
| 会議の種類 | 向いている方式 |
|---|---|
| 韓日企業間の1〜2時間程度の商談 | オンライン逐次通訳 |
| 海外支社との定例ミーティング | オンライン逐次通訳 |
| 新規取引先とのB2Bピッチ、企業紹介、新製品発表 | 逐次通訳(規模により同時通訳) |
| ウェビナー、オンラインセミナー、カンファレンス | 遠隔同時通訳(RSI) |
逐次通訳は、発言を最後まで聞いてから訳すため、専門用語やニュアンスを正確に伝えやすい方式です。同時通訳は、発言と並行して訳すため、参加者が多い場や時間を限られた場に向いています。方式の詳細は、逐次通訳と同時通訳のページもご覧ください。
2. 通訳者の人数と時間の目安
オンライン通訳では、会議の長さによって通訳者の人数が変わります。見積りの前に押さえておきたい点です。
- 通訳者1名の対応時間は、1時間が基本です。通訳は会議の内容を聞き続けながら訳す、集中力の要る業務です。安定した品質を保つための目安です。
- 1時間を超える会議は、2名以上の交替制になります。「予算を抑えるため、2時間の会議を1名で」とは考えにくい点に注意してください。
- 拘束時間は会議時間より長くなります。事前の接続確認や終了後の対応などがあるためです。
- 定期的な会議は、同じ通訳者が継続して担当することで、会議の文脈や専門用語への理解が深まります。
会議の長さ、方式、人数をもとに、必要な体制をご案内します。
3. 事前準備
| 項目 | 準備の例 |
|---|---|
| 目的と議題 | 何を決めたい会議かを、通訳に伝えます。 |
| 会議資料 | 議事次第、提案資料、仕様書など。遅くとも実施日の1週間前までの共有が推奨です。 |
| 用語一覧 | 製品名、型番、専門用語。 |
| 参加者 | 社名、氏名、役職。人数も共有します。 |
| プラットフォーム | Zoom、Microsoft Teams、Google Meet、Cisco Webex、Skypeなど。先方指定があれば早めに確認します。 |
| 環境チェック | 会議前に、音声・映像環境、資料、進行手順を通訳と確認します。 |
会議資料は、共有リンク(Googleドライブなど)で渡すと通訳者が準備しやすくなります。資料そのものを韓国語にしたい場合は、韓国語翻訳もご相談ください。
4. 進め方のコツ
- 一度に話す量を区切る:長く続けて話すと訳が長くなり、聞き手が内容を追いにくくなります。
- 発言者の切り替えを明確にする:画面越しでは誰が話しているか分かりにくいため、名前を呼んでから話し始めると進行が整います。
- 重要な数字や固有名詞は画面に出す:金額、日付、型番は、チャットや共有資料で示すと誤解を減らせます。
- 通訳の合図を待つ:話し終えたあと、通訳が訳し終えるまで間を取ると、会話がかみ合います。
- 画面共有の資料は、話す前に開いておく:資料を探している間は、通訳も訳すものがなくなります。
5. 音声と画面共有の注意点
- ヘッドセットやマイクを使うと、声が聞き取りやすくなります。
- 複数人が同じ部屋で参加する場合は、ハウリングを避けるために、機材の配置を調整します。
- 画面共有は担当者を決め、資料を開いた状態で待機します。
- 背景の雑音が大きい場所は避けます。
- 会議の前に、接続テストを行います。
6. 通信トラブルへの備え
音声が途切れたときに備えて、チャット、電話、メッセージアプリなどの代替連絡手段を、あらかじめ決めておくと安心です。再接続の手順も事前に確認してください。録画や録音の可否は参加企業の方針によるため、実施する場合は、事前に参加者全員へ確認することをお勧めします。
7. 機密情報の扱い
オンライン会議でも、製品の仕様や価格など、外に出したくない情報が話題になることがあります。ワイエンの問い合わせフォームでは、個人情報保護方針と、NDAを含む利用規約への同意をいただいています。資料の共有方法や、NDAが必要な場合は、問い合わせ時の要望欄にご記入ください。
8. オンラインの次のステップ
最近は、日韓の企業がまずオンラインで打ち合わせを行い、そのあとに現地訪問や契約へ進むケースが増えています。オンラインで出張コストを抑えながら関係を作り、必要になったときに現地で会う、という進め方です。
- 現地訪問が決まったら:韓国現地の通訳者を手配すると、日本から通訳者を同行させる場合に比べ、航空券や宿泊費などの出張経費を抑えられる場合があります。釜山で通訳を探す日本企業へもご覧ください。
- 初めての商談なら:韓国企業との初回商談に通訳を入れるときのポイント
- 会議後のフォロー:資料の共有、追加の問い合わせ、日程調整、条件交渉など、必要に応じてフォローアップを支援します。
9. 費用の考え方
オンライン通訳の費用は、会議時間、通訳方式、通訳者の人数によって変わります。特に、1時間を超える会議は交替制となるため、会議の長さが費用に影響します。具体的な金額は、日程、会議の内容、方式をお知らせいただいたうえで、お見積りとしてご案内します。見積りを比べるときの視点は、韓国語通訳の料金と見積りの見方をご覧ください。サービスの詳細はオンライン通訳のページにあります。
よくあるご質問
オンライン商談の通訳は、逐次通訳と同時通訳のどちらがよいですか?
1〜2時間程度の少人数の商談では、発言を区切りながら訳す逐次通訳が進めやすい場合が多いです。ウェビナーやオンラインカンファレンスのように参加者が多い場では、遠隔同時通訳(RSI)を検討します。会議の性質、人数、プラットフォームにより最適な方式が変わるため、事前にご相談ください。
2時間以上の会議を、通訳者1名で進められますか?
通訳は高い集中力を要する業務のため、品質を保つ目的で、1名あたりの最大対応時間は1時間を基本としています。1時間を超える場合は、2名以上の通訳者による交替制になります。
会議資料はいつまでに送ればよいですか?
専門用語や会議内容を事前に学習できるよう、遅くとも通訳実施日の1週間前までの共有を推奨しています。必要に応じて、会議資料の翻訳もご相談いただけます。
どのプラットフォームに対応していますか?
Zoom、Microsoft Teams、Google Meet、Cisco Webex、Skypeなど、主要なビデオ会議サービスに対応しています。先方が指定するツールがある場合は、事前にお知らせください。
定期的なオンライン会議も依頼できますか?
はい。定期的な会議では、同じ通訳者を継続して担当にすることで、会議の文脈や専門用語への理解が深まり、よりスムーズな進行につながります。スケジュールや回数に応じてご相談ください。
商談を録画しても問題ありませんか?
録画の可否は参加企業の方針によります。実施する場合は、事前に参加者全員へ確認することをお勧めします。
オンラインで商談した後、現地訪問の通訳も頼めますか?
はい。オンラインで最初の打ち合わせを行い、その後に韓国での現地訪問や契約へ進む場合も、現地の通訳者の手配を含めてご相談いただけます。
お問い合わせ
ワイエン(WAIEN)は15年以上の実務経験をもとに、韓国での通訳・翻訳・ビジネス支援を行っています。会議の方式、日程、主な内容をお知らせいただければ、必要な通訳の範囲とお見積りをご案内します。お問い合わせ受付後、専任パートナーが1営業日以内に日本語でご連絡いたします。
事務所 釜山広域市 海雲台区 センタム中央路97、B棟604号(48058) · 電話 +82-51-983-3535 · LINE ID 299star · メール hello@waien.co.kr
最終更新日:2026年10月7日 · 本記事は一般的な情報です。実際の条件は見積書をご確認ください。





















